哺乳瓶虫歯

お子さんの乳歯は永久歯と比べると軟らかいため、虫歯になりやすいと知られています。

永久歯であっても生えてきたばかりの歯は虫歯になりやすいので、乳歯から永久歯に生えかわる時期は特に注意して毎日のお子さんの歯のケアを行ってください。

乳歯が虫歯になると、永久歯に生えかわる歯の順番が変わり、その結果歯並びが悪くデコボコになる場合があります。

お子さんの顎の骨が正常に発達するように、①軟らかい食べ物ばかりでなく硬いものもまんべんなく与える、②仕上げみがきや歯みがきのチェックを時々行うなど、ご家庭でお母さんに出来ることはたくさんあり、それらはとても重要です。

特に小さいお子さんの場合、虫歯を作らないようにするにはお母さんの歯に対する正しい知識と最適なケアが最も大切です。

寝る前に甘いお菓子や飲み物を食べたり飲んだりした場合には、必ず歯みがきしてから寝るようにしましょう。
哺乳瓶を使っておられる小さなお子さんの場合、乳酸飲料や甘いジュースの入った哺乳瓶をくわえさせて寝かしつけると、哺乳瓶虫歯といって、上の前歯が虫歯になりやすいので、気をつけましょう。

歯にミルクがついたまま寝てしまうと虫歯菌が繁殖しやすくなり虫歯が出来てしまいます。
これを防ぐには、寝る前は哺乳瓶の中をお茶かお水に変え、出来るだけコップで飲むように習慣づけることです。

虫歯が出来てしまわないように、ご家庭で毎日の食生活や歯みがきの正しい習慣を身につけましょう。

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