お子さんの食事~よく噛んで食べましょう~

五感を駆使することで、毎日の食事が更に美味しくなります。

五感とは、味覚(味わうこと)、視覚(みため)、嗅覚(におい)、触覚(歯ごたえ、のどごし)、聴覚(音、おしゃべり)のことです。

お子さんの食事は、食べ物の色や香りを感じることから始まります。

お口の中では、味覚と、冷温覚、食圧覚でどんなものが口の中に入ってきたのかを感じます。

同時に、耳で食べ物が歯で砕かれる音を聞くことが出来ます。

顎関節や筋には、食べ物のかたさを感じ取る器官があり、これら全ての器官を、人間は無意識のうちに駆使して、食事を楽しんでいます。

そして、良く噛むことで脳の働きが活発になり、学習能力の向上につながります。

また、前歯は食べ物を噛み切ったり、固さを感じ取るために使い、食べ物を噛んですりつぶし、飲み込みやすくするのは奥歯の役目です。

お子さんが前歯と奥歯をきちんと使い分けているかどうか、食事の様子を観察してみましょう。

噛む回数は30回を目標にしてくださいね。

なかなか30回も噛めない人は、最初の3口だけでも、気を付けて30回噛んでみましょう。

お口と歯の健康と食生活を大切にしていきましょう。

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