歯が悪くて噛めないと全身に影響が出てきますので注意が必要

歯が悪くて噛めないと全身に影響が出てくるので注意が必要

歯がない方、ぐらついている方は物を噛む時に不自由を感じるためにあまり噛まずに食べられるやわらかいものを中心にした食事になると思います。そのため食べるものが偏り、栄養を様々な食材からまんべんなく採る事が出来なくなってきます。そうなると食べる楽しみも徐々に減ってきてしまうのではないでしょうか。場合によっては食欲も落ち、小食になってしまうかもしれません。

栄養が偏った食生活を続けると栄養不足という事態が起こってきます。身体をつくっている筋肉や血液の維持に必要な栄養素が不足しだすと身体も悪くなってきます。ビタミンやミネラル、食物繊維などが不足することで生活習慣病のリスクが高まってきます。認知症も無関係ではありません。

噛むという行為は、皆さんが思っておられる以上に身体の健康に直結しており、噛むことで脳に刺激がいき、ボケにくいとまでいわれています。全身の健康に悪い影響が続くと、普通に歩くことすらおっくうになってきて筋力が弱まり、更に歩くのがしんどくなるという悪循環が起こります。生活の中での様々な動作にも困るようになりかねません。

あまり動かないでいるとメタボリックシンドロームになる危険も高くなりますね。
このように歯が悪くなって噛めない時期が長く続くと、元気はつらつということからはどんどん遠ざかってしまいます。

大げさだと思われるかもしれませんが、実際に歯の健康はこのように身体の健康と密接に結びついて影響を与えています。歯を大切にするための一歩として、定期健診とクリーニングを受けるように心がけてくださいね。

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