誤嚥性肺炎を防ぎましょう

日本人の三大死因が、がん、心臓疾患、脳血管疾患であることは、
有名な話ですね。

そして第4位は肺炎です。
そういえば、新聞記事で有名人が亡くなったという記事を時々見かけますが、肺炎のため、と書かれているものも多いです。

肺炎で亡くなる方の殆どは高齢者の方です。しかも、誤嚥性肺炎が多いそうです。

誤嚥性肺炎は、食べ物が誤って気管から肺に入るために起こります。
若い方は咳き込むことで吐き出すことが可能ですが、高齢の方は吐き出す機能が衰えているために、危険な状態になる場合があります。

更に、歯周病菌などの細菌が食べ物と共に肺に入ることで、肺炎を起こしやすくなるといわれていますので、高齢の方の口腔ケアはとても大切です。

毎日の歯みがき、うがい等のケアで口の中や義歯を常に清潔にすることや、虫歯や歯周病の予防や治療のために、定期的に歯科医院に通うことをおすすめします。

介護が必要な方等で通院できない場合は、訪問診療を行っている歯科医院もありますので、ホームページを調べる等して、ご利用ください。
(申し訳ございませんが、当院では訪問診療は行っておりません)

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