8020を目指して

8020運動

厚生労働省が発表した2011年の「歯科疾患実態調査」の概要によると、日本全体の高齢者の38.3%の人が8020を達成しているということがわかりました。

この調査では、75歳以上80歳未満の方と、80歳以上85歳未満の方の残存歯数から推計したそうです。

前回の2005年の調査と比べると、14.2ポイントも増加しています。この結果、80歳で平均して13.9本の歯が残っていると推計出来るとのことです。

前々回の調査は12年前で、8004を達成しました。前回の調査では5本増えて8009に、そして今回も5本増えて8014となり、順調に高齢者の方の残っている歯の本数は増えています。これはお一人おひとりが真剣に歯のケアを行ったことと、数か月に一度歯科健診を受けることが習慣化されてきたことが大きな理由だと思います。

歯科医院側でも熱心に歯みがき等のケアの指導に取り組み、虫歯や歯周病にならないように予防の大切さを患者さんお一人おひとりにご説明しています。

次は8020を目指して、がんばっていきましょう。

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