入れ歯に「噛みにくい」「話しづらい」「見た目が気になる」などのお悩みがある方へ。
使用感や見た目に配慮した選択肢もご提案しています。
・一般的な治療期間 3〜6週間、一般的な通院回数4〜6回
・下記の入れ歯治療は公的健康保険の適用外の自費診療(自由診療)となります。
種類 | 料金 |
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磁性アタッチメント(義歯用) | 1組50,000円+消費税
(入れ歯費用は別途) 例)入れ歯27万円(金属床義歯)+磁石2組10万円(50,000円×2本)=合計370,000円+消費税 |
【リスク・副作用】入れ歯は装着初期に違和感や痛みを伴うことがあり、咀嚼力や発音に影響が出る場合があります。また、長期使用によって合わなくなったり、清掃不良で口腔トラブルを引き起こすこともあります。
磁石の入れ歯は上記のようなお悩みをお持ちの方に選ばれている治療法のひとつです。
その名の通り、磁石の力で固定する入れ歯です。
保険の入れ歯の場合、金属のバネで入れ歯を固定しますが、磁石の入れ歯は磁石で吸着します。
入れ歯側に磁石を小型の磁石を埋め込み、歯根に磁石金属(磁石にくっつく性質のある金属)を埋め込み、この2つの吸引力を利用します。
磁石の入れ歯は側面から過度な力がかかった時に磁石が外れて力を逃がしてくれるので、歯の根にかかる負担を軽減してくれます。
また、下顎の骨の吸収がひどく、入れ歯が浮いて噛めない方でも、磁石の入れ歯なら入れ歯を安定させることが出来ます。
・一般的な治療期間 3〜6週間、一般的な通院回数4〜6回
・下記の入れ歯治療は公的健康保険の適用外の自費診療(自由診療)となります。
種類 | 料金 |
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ノンクラスプデンチャー | 210,000円+消費税 |
【リスク・副作用】入れ歯は装着初期に違和感や痛みを伴うことがあり、咀嚼力や発音に影響が出る場合があります。また、長期使用によって合わなくなったり、清掃不良で口腔トラブルを引き起こすこともあります。
ノンクラスプデンチャーは上記のようなお悩みをお持ちの方に選ばれている治療法のひとつです。
ノンクラスプデンチャーとは、クラスプ(金属のバネ)を使用しない入れ歯のことです。
保険の入れ歯ではクラスプの金属が目立つことがありますが、ノンクラスプデンチャーは見た目に配慮された設計となっています。
薄く、軽く弾力があるのが特徴で、吸水しにくい素材が使用されているので、臭いが発生しにくいのもポイントです。
・一般的な治療期間 3〜6週間、一般的な通院回数4〜6回
・下記の入れ歯治療は公的健康保険の適用外の自費診療(自由診療)となります。
種類 | 料金 |
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金属床義歯(コバルトクロム) | 270,000円+消費税 |
チタン床義歯 | 320,000円+消費税 |
【リスク・副作用】入れ歯は装着初期に違和感や痛みを伴うことがあり、咀嚼力や発音に影響が出る場合があります。また、長期使用によって合わなくなったり、清掃不良で口腔トラブルを引き起こすこともあります。
金属床義歯は上記のようなお悩みをお持ちの方に選ばれている治療法のひとつです。
金属床義歯とは、床(しょう)の部分が金属で作られた入れ歯のことです。
保険の入れ歯の場合、床は歯肉に似せたピンク色のレジン(プラスチック)で出来ていますが、レジンの場合は強度を持たせるために、ある程度の厚みが必要なため、装着時の違和感やお口の中が狭くなったような感覚が否めません。
その点、金属床義歯は薄く出来るため、違和感が少なく、発音への影響も最小限に抑えることが出来、さらに金属で出来ていることから、食べ物や飲み物の温度が伝わりやすく、自然な食事感覚に近づける工夫がされています。
当院では、金属床義歯に使用する金属は、
・コバルトクロム
・チタン
の2種類からお選びいただけます。
それぞれの特徴をご紹介します。
コバルトクロム床 | チタン床 | |
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薄さ | 薄い(保険の入れ歯の1/3以下に出来る) | コバルトクロムよりもさらに薄く出来る |
強度 | より強い(ほとんど破折しない) | 強い(まれに破折する) |
重量 | 保険の入れ歯より重い | とても軽い |
熱伝導 | 良い | 非常に良い |
適応 | 多くの症例に適応可能 | 限定される |
修理 | ほぼ可能 | ほぼ不可能 |
・一般的な治療期間 3〜6週間、一般的な通院回数4〜6回
・下記の入れ歯治療は公的健康保険の適用外の自費診療(自由診療)となります。
種類 | 料金 |
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ロケーター義歯 | 85,000円+消費税
(入れ歯・インプラント費用は別途) 例)インプラント50万円(250,000円×2本)+ロケーター17万円(85,000円×2本)+今お使いの入れ歯(費用¥0) (ロケーターキャップは有償交換) |
【リスク・副作用】入れ歯は装着初期に違和感や痛みを伴うことがあり、咀嚼力や発音に影響が出る場合があります。また、長期使用によって合わなくなったり、清掃不良で口腔トラブルを引き起こすこともあります。
ロケーター義歯は上記のようなお悩みをお持ちの方に選ばれている治療法のひとつです。
ロケーター義歯とは、2本以上のインプラントで入れ歯を支える入れ歯治療です。ロケーターインプラントとも呼ばれます。
通常の入れ歯とは異なり、固定源がしっかりと確保されるため、入れ歯がずれたりすることなく、よく噛めます。
歯をすべて失った方にとって、選択肢のひとつとなる治療法です。
入れ歯には多くの種類があり、歯の抜けた部分を補うために残っている歯に留め金をかけて使う「部分入れ歯」と、歯が全く無い時に全ての歯をカバーする「総入れ歯」があります。
また、部分入れ歯と総入れ歯にも様々な種類があります。
保険適応の部分入れ歯
部分入れ歯は、入れ歯を安定させるために他の健康な歯に金具をのばしてバネ(金属)を掛ける形状になっています。
金属を引っ掛けるため、違和感が出ることが多く、見た目が気になる方もいらっしゃいます。
またバネを掛けられた歯は大きな負担となるため、不安定で入れ歯が外れやすくなります。そのため、定期的に調整が必要です。
入れ歯は着脱式なので、食事の後は外して洗浄する必要があります。汚れたままの入れ歯を使用していると、歯肉炎の原因になりますので、必ず毎食後きれいに洗浄しましょう。
総入れ歯
歯が1本も残っていない場合に、全ての歯を入れ歯にしたものを総入れ歯(総義歯)といいます。
健康保険適応の総入れ歯は材料やデザインに制限があり、基本的に材質がプラスチックのため分厚くなります。
保険外の総入れ歯には様々なタイプのものがあります。
入れ歯に慣れる
初めて入れ歯を入れると違和感がありますが、10日くらい辛抱していただくとだんだん慣れてきます。入れ歯が合わない時は2〜3回ご来院いただき調整することで合うようになってきます。
食事について
初めは無理をせず固いものや大きいものは避けて、柔らかいものなど食べやすいものをゆっくり噛んでください。徐々に普通の食事に慣らしていき、固いものや大きいものをとるようにしていきます。
洗浄について
食事の後は外して丁寧に義歯専用のブラシや歯ブラシで洗浄します。義歯洗浄剤も併用し、入れ歯を清潔に保ちましょう。
就寝時
就寝時には入れ歯を外して洗い、乾燥を防止するために義歯洗浄液か水につけておきます。
定期健診
歯ぐきがやせたり、入れ歯がすり減ったり、義歯を支えている歯の状態が変わったりすると入れ歯が合わなくなりますので、半年に1度はご来院いただき健診を受けてください。