歯を失ったときに「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」の3つの治療の選択肢があります。
ここではインプラントについてご説明します。
歯周病・虫歯・事故など様々な原因で歯を失ってしまった際に、人工歯根で歯を作る治療法が「インプラント」です。
インプラント体という人工歯根をあごの骨に埋め込んで、その上にセラミックなどで作成した歯の部分を取り付けます。
インプラント体はチタンという金属でできています。チタンは生体親和性が高く、あごの骨と結合しやすいとされています。
● カウンセリング
お悩みや、インプラント治療に関する懸念点や疑問などをお伺いします。
どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
● 検査・治療計画
歯科用CTで撮影を行います。
歯科用CTとは、立体的に見ることが出来るレントゲンのようなもので、
CT撮影により顎の骨や神経の位置を立体的に確認できるため、診断・治療計画の参考になります。
歯茎を開いてインプラント体を埋め込むための穴を開けます。
インプラント体の上に歯肉を被せて縫合し、骨とインプラントが結合するのを待ちます。
(3〜6ヵ月程度)
歯肉を開き、骨とインプラント体が結合しているのを確認し、アバットメント(上部構造の土台となるコンポーネント)を取り付けます。
型取りをして作成した上部構造(被せ物)を取り付けます。
取り付けて噛み合わせを調整します。
・一般的な治療期間 3〜6ヶ月間、一般的な通院回数5〜8回
・インプラント治療は公的健康保険の適用外の自費診療(自由診療)となります。
種類 | 料金(1本) |
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インプラント | 380,000円+消費税 |
【リスク・副作用】インプラントは保険適用外の自由診療であるため費用負担が大きく、顎骨との結合(オッセオインテグレーション)を待つ必要があります。また、手術後には腫脹や疼痛などの術後症状が一時的に現れることがあります。