超高齢化社会と歯科医療

高齢者のイメージ

食べることは生きる力になると思います。

日本が超高齢化社会を迎えつつあり、歯科医療全体が その渦中におります。

歯科医院も、以前のような駆け込み寺的なものではなく、 患者さんたちの生活を長期的にサポートできる場所へと 変わってきています。

健康に生活するためには、しっかり噛めて美味しく食べられることが重要です。

歯科医師もただ虫歯を治したり、歯周病の治療をするというのではなく、 患者さんの天然の歯が失われないように、欠損してしまった部分に義歯を 入れるにしても、出来るだけ快適に過ごせるようにと考えて 治療にあたっています。

歯科医療の現場では、かなり以前から患者さんのQOLを高めるための 治療ということを目標にして意識を高めてきました。

インプラントや矯正治療を受ける方が増えてきたのは、 患者さんにもQOLという考え方が定着した結果といえるでしょう。

日本に超高齢化社会が訪れることは、ずっと前から言われていましたので 医療業界では常にそのことを念頭に置いて患者さんのために どういう役割を果たせるかを考えてきました。

歯の健康が全身の健康に関わっていることは、研究によって どんどん明らかになっており、高齢化社会の中で歯科治療の重要性が 増してきていることを実感します。

医療の世界の発展は目を見張るほど早いため、 これからどんどん新しい治療法が確立され、 高齢者の方たちがご自身の歯(または義歯)でしっかり噛めて食事を おいしく食べられるのが当たり前に出来るようになれば良いなと 思います。

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