2013年01月一覧

親知らずは抜歯が必要?

親知らず

親知らずとは下顎第三大臼歯および上顎第三大臼歯のことで、 上下左右で合計4本です。

大人になってから生えることが多いために、子供が親の手を離れてから 生えるため親はその歯の存在を知らないという意味で、 親知らずと呼ばれているそうです。

英語ではwisdom teethといい、賢い歯という意味です。 成長して物事の分別がつくようになってから生えてくる歯なので そのように呼ばれているようです。

人によっては親知らずが一生生えなかったり、先天的に全く存在しない こともあります。

最近ではあまり硬いものを食べなくなったせいで、顎の小さい人が増えています。 そのため、親知らずが生えるスペースがないために顎の骨に埋まったままだったり、 横向きや斜めに生えてくることが多いようです。

その場合は親知らずを抜歯することになりますが、健康でしっかりと根を張った 歯を抜歯するため、抜歯するにもリスクがあります。

骨に埋まった親知らずの抜歯には、周囲の骨を削る必要がありますし、 骨と癒着している場合もあり、抜歯には長時間かかることもよくあります。 また、一般の歯科医での抜歯が難しく、大学病院の口腔外科等を紹介される場合もあります。

 


歯ぎしりの症状や治療法

歯ぎしり

歯ぎしりの多くは睡眠中に発生するため、 無意識のうちに行っています。 そのため、歯ぎしりそのものを止めることはなかなか難しいですが、 歯にかなりの負担をかけるため、早めに歯科医院にご相談ください。。

歯ぎしりには次の3つの種類があります。

1.グラインディング   音をたてて、強く歯をこすり合わせる癖のことをいいます。 歯ぎしりでお悩みの方はこのグラインディングの場合が多いです。 睡眠中に発生することが多いために、自分でコントロールできず、 歯が次第にすり減ってきます。

2.クレンチング   歯を強く食いしばる癖のことをいいます。 音を立てないので他人にはわかりません。 そのため、本人もなかなか気づきにくいのが特徴です。

3.タッピング

歯を上下に連続的に速くカチカチとかみ合わせる癖のことをいいます。 グラインディング、クレンチングに比べるとタッピングの方は稀です。

歯ぎしりがあると、歯や顎に様々な症状が出ます。

歯や被せ物(人工の歯)が割れたり欠けたり、歯がすり減ったり、 冷たいものや暑いものががしみたり、顎が開きづらくなるなどです。

頭痛や肩こり等の全身の症状が出る場合もあります。

いずれにしても放っておくとますます症状が進みますので、 早めに歯科を受診なさってください。

歯ぎしりの治療法は、対症療法としてはマウスピースやプレートを使用して 歯の摩耗や音を防ぎます。 そして噛み合わせの治療を行います。 単に歯を削るだけでは治らない場合が多いため、 時間をかけて不正な噛み合わせを正しく戻すことで、 歯ぎしりが起こらないように治療します。

 


歯は磨きすぎると危ない

歯みがき

歯はうっすらとした象牙色なので、本来真っ白ではありません。日本人は黄色人種なので、ほんのり黄味がかっているのが自然な歯の色です。

しかし、真っ白なきれいな歯ってあこがれますよね。少し黄ばんでいても健康な歯の色であるならば問題はないのですが、白い歯にしたいあまり、歯みがきをがんばってしまい、結果として歯を痛めてしまう方もおられます。

白くしたいために研磨力の強い歯みがき粉でゴシゴシと強く磨くのは危険です。
それは、歯の表面を覆っているエナメル質が、研磨剤によって削られて薄くなると、知覚過敏が起こる可能性がありますし、虫歯にもなりやすくなります。

また、中の象牙質が透けて見えることによって、以前よりも更に歯が黄ばんで見えてしまうこともあります。

エナメル質は、食事のときの酸の影響をうけたり、硬めの歯ブラシや歯みがき粉に含まれている研磨剤によって、常に傷つけられています。

歯みがきは磨くというよりも、口の中にバイオフィルムが形成される前に食べカスや歯垢(プラーク)を掃除し、お口の中のばい菌を洗い流すものとお考えください。

正しい歯みがきの方法を知りたい方は、歯科衛生士によるクリーニングをお受けください。当院ではまず歯垢やバイオフィルムを染め出し、汚れの残っている部分を確認します。どうしてその部分に汚れが残るのか、汚れが残りやすい場所はどこか、歯科衛生士が一つひとつご説明し、その後汚れをクリーニングしていきます。どうぞお気軽にご予約くださいね。


妊娠中のデンタルケア

妊娠中のイメージ

妊婦さんのデンタルケアについて。

特に歯のお悩みや痛みなどの症状がない場合も、 安定期に入ったら歯の検診を受けていただきたいと思います。

歯の痛みや歯ぐきの腫れがある時は、出産前に早めに受診しましょう。

その際には、妊娠中であることを歯科医師にお伝えください。

また、母子手帳に検診結果や行った治療について記録してもらいましょう。

虫歯菌はお母さんから赤ちゃんにうつりますので、 虫歯の治療はできるだけ出産前に行ってください。

歯周病菌に関しても、お母さんから赤ちゃんにうつる他、 歯周病にかかっていると早産や低体重児出産のリスクが高まることが 研究結果としてわかっています。

そのため、お母さんの口腔内の環境を出来るだけ良い状態にして 出産に臨みましょう。

つわりで歯みがきがしにくいときは、歯みがきペーストの味を 工夫しましょう。

さわやかなオレンジ味やグレープフルーツ味の歯みがきペーストも ありますので、いつものものと変えてみるのも効果です。

安定期に入ってつわりが落ち着いたら、歯科の検診と PMTCという歯科衛生士による歯のクリーニングを受けることをおすすめします。

歯の健康状態を万全にして丈夫で元気な赤ちゃんを産んでくださいね。


口内炎と口臭の関係

口内炎の原因と口臭の原因には、重なる部分が多いです。
そのため、口内炎と口臭との間には関係があると考えられます。

口内炎の原因は、胃腸の機能が低下している、ストレスや疲労のために
免疫力が低下している、口内が不潔である等があげられます。

これらは口臭が強い原因でもあるため、口内炎になりやすい方は
口臭も発生しやすいといえます。
口の中の環境を歯みがきによって改善して
口内炎が出来にくくなるよう清潔にすることが、口臭予防にもつながります。

口の中を誤って噛んでしまって口内炎になる場合は仕方がないのですが、
体調不良によって起こるものは、ビタミンやミネラルのサプリメントによって
栄養をとり身体の抵抗力をつけて改善していきましょう。

また、唾液は抗菌作用があり、バクテリアや食べ物のカスを洗い流す
役目をしてくれるため、口臭に対してとても効果があるのです。

口腔内が乾燥しないように気をつけましょう。
口呼吸、ストレス、緊張、喫煙等が口の中を乾かすと
言われていますので、改善するよう気をつけましょう。

ストレスをためず、免疫力をあげるためには休養と睡眠も大切です。
生活習慣を見直すことが口内炎を出来にくくすることに
繋がり、同時に口臭を防ぎます。