インフルエンザの季節になりました。外出から帰ったら手洗いとうがい、外出中はマスク着用等、インフルエンザや風邪の予防に気を配っておられることと思います。
それに加えて、鼻で呼吸することがインフルエンザを防ぐことに効果があります。普段は鼻で呼吸しているのか、それとも口で呼吸しているのか、それほど意識していないかもしれませんが、鼻で呼吸するよう心掛けてくださいね。
まず、口呼吸では何が悪いのかをご説明しましょう。これまでの研究結果から、口呼吸の方は、虫歯になりやすい、歯周病になりやすい、歯並びが悪くなりやすい、口内炎ができやすい等といわれています。
これほど弊害が多いのですから、すぐに鼻呼吸に変えましょうと言われて、急に変えられるでしょうか? 多くの場合、口呼吸は無意識に行っていますので、なかなか鼻呼吸に変えられないと思います。
そこで効果的に鼻呼吸に変えられる方法をご紹介したいと思います。まず、当たり前と思われるかもしれませんが、意識して口を閉じることから始めましょう。お子さんの場合は、お母さんがしっかりと見て注意してあげてください。
鼻だけ出して口の部分にマスクをするのも効果があります。口で呼吸しようと思っても、マスクがあるとないときよりも少し苦しいですね。そのため自然に鼻で呼吸するようになるというものです。
鼻が詰まりやすいために口呼吸になっている場合は、耳鼻科で診てもらいましょう。
鼻呼吸に変えるのは大変かもしれませんが、それだけで免疫力はアップしますし、口から直接ウィルスを吸い込むのを防ぎますので、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
意識して鼻呼吸をマスターしてくださいね。