歯みがき一覧

歯垢がよく取れる毛先みがき

毎日の歯みがきをていねいに行うのは大変ですよね。

携帯用の歯ブラシセットをいつも持って、気軽にいつでもどこでもみがきたい時に歯みがきするクセをつけておくと、面倒くささをあまり感じなくなるかもしれません。

歯みがきペーストを使わない「水みがき」でも構いませんので、舌で歯を触った時にざらざらしていたり、何となく口の中がすっきりしない感じの時は、軽く歯みがきしましょう。
そして1日1回、夜寝る前にていねいに歯みがきすると効果的です。

現在までに、様々な効果的と思われる歯みがきの方法が生まれてきましたが、最近のトレンドは「毛先みがき」です。

歯垢がたまりやすくて取れにくいのは、主に歯と歯の間(歯と歯が重なっている部分は特に)、歯と歯茎の境目ですね。
その部分をきれいに磨いて歯垢を取り去るためには、歯ブラシを小刻みに動かすのが良いと言われています。

小刻みに動かす磨き方に、「毛先みがき」を付け加えてバージョンアップさせましょう。

やり方は簡単です。
歯ブラシのブラシ面の、「つま先」「脇」「かかと」を使い分けて磨くのです。

「そんなことはいつもやっている」とおっしゃる方もおられるかもしれませんね。
また、無意識のうちに歯ブラシをそのように使いこなしておられる方もおられるでしょう。

歯ブラシの面を使い分けて磨くやり方を、今日初めて知った方は、さっそく試してみてくださいね。

本当に簡単に、今までの歯磨きがバージョンアップして、歯が更にきれいになりますよ。


寝る前に飲んでも大丈夫な飲み物

寝る前に飲んで、そのまま歯磨きせずに寝てしまっても虫歯にならない飲み物は、
ずばり、水、お茶、無糖のコーヒーです。

眠れないときは暖かいミルクを飲むと、リラックスして眠れる方もおられると思いますが、
牛乳、豆乳には糖分が含まれているため、虫歯の原因になる可能性があります。

その他に注意が必要なものは、栄養ドリンク、スポーツ飲料、ビール、ワイン等です。
これらの飲み物はペーハーが5.5以下で、酸性の飲み物です。
そのため、寝る前に飲んでそのまま歯を磨かずに寝てしまうと、歯の表面が溶けて虫歯になる可能性があります。

ペーハーについてご説明しますと、中性が7で、
(酸性)1←7→13(アルカリ性)
という風に、ペーハーを調べると酸性かアルカリ性かがわかります。

そして、ph5.5以下の酸性の飲み物は、飲んでそのまま寝てしまうと、虫歯の原因になります。
では、昼間に飲んだ場合も歯を溶かしてしまうのかというと、昼間は唾液が口の中を中性に戻してくれる役割をしますので、心配要りません。
ただ、栄養ドリンクやお酢、ビタミンCの入った飲料をちびちび飲み続けると、常に酸性の液体にさらされますので、歯を痛めることになります。

健康飲料等を1日に何回も飲む習慣のある方は、食後などに飲むようにして、その後歯みがきをすれば大丈夫です。

 


なぜ?歯みがきをしていても虫歯になる

毎日食後の歯磨きをきちんとしているのに、虫歯になってしまうのは何故でしょう?

虫歯になる原因は、原因となる細菌の量、歯の質(硬さ)、唾液の作用、毎日の食事、間食等の回数やその中に含まれる糖等、様々な要因が関わり合っています。

そして虫歯になるのは、毎日の生活の中での歯の脱灰力(歯の表面が溶ける量)が再石灰化力(歯の表面が元の状態に戻る量)よりも優勢になるためといわれています。

虫歯は以下のような条件の時に発生します。

1、歯が存在していること
2、食べ物のカスが歯に付着していること
3、口の中に細菌があること(口の中には500種以上の細菌が生息しています)
4、歯の質や、親から子への虫歯菌の感染
5、はみがきの際に磨き残しがある
6、食後の歯みがきをしていない

歯をきれいにみがけば虫歯予防になるということは、おわかりだと思うのですが、みがき方が強すぎると逆効果になり、歯ぐきをどんどん痛めてしまい、歯肉炎に繋がります。

三宮クローバー歯科クリニックでは、歯科衛生士によるPMTCというケアを行っております。

その時に歯みがきの癖や、みがき残しの有無などを、歯科衛生士から患者さんにご説明し、必要に応じて歯磨き指導も行います。

PMTCご希望の方は、ご予約時に「PMTC希望」とおっしゃってくださいね。


大人が子供用の歯磨き粉を使っても大丈夫?

大人用の歯磨き粉には、大抵ミントが入っていますね。

ミントが辛くてスースーし過ぎて、口の中が冷たく痛くなるので、
歯磨き粉が苦手な方もおられます。

そんな方は、ミントの入っていない例えば「オレンジ味」のようなものを
探すか、または子供用の歯磨き粉を使っておられます。

市販の子供用の歯みがき粉を使っていたら、薬効成分が少なくて
大人は虫歯になりやすいのでしょうか?

いいえ、大丈夫です。
成分には大きな違いはありません。
違いと言えば、子供用の歯磨き粉にはイチゴやぶどうの甘い香りと味がついていることと、
大人の歯磨き粉には研磨剤が多く含まれているということくらいでしょうか。

歯磨き粉の成分よりは、みがき方の方が重要です。
歯磨き粉など必要ないとおっしゃる先生もおられます。

市販の子供用の歯磨き粉よりは、歯科医院で販売しているものの方が、
フッ素が含まれている量が多いです。
お値段も市販の子供用歯みがきに比べると、少しお高いのですが、
フッ素の量が少ないことが気になる方は、歯科医院の受付でお求めください。


キシリトールガムの噛みすぎ

噛みすぎに注意

キシリトールガムを噛むと虫歯の予防になるというので、1日1時間も噛んでいる方がおられます。

けれど1日に1時間も噛むと、逆効果で大切な天然の歯が擦り減ってしまいます。

当院の患者さんではありませんが、金属の詰め物はすり減りにくいため、その周囲の天然歯のエナメル質だけが大きく擦り減ってしまい、金属の詰め物が歯から飛び出た状態になった方もおられると聞きます。

健康のためにと始めたことが、結果的に健康を害してしまうことがあります。何事も程ほどということが肝心ですので、くれぐれもやりすぎ、噛みすぎにはご注意くださいね。

お酢やクエン酸の飲料も、飲みすぎると歯のエナメル質を溶かしますので、ご注意ください。

健康な歯の方は、むしろ特別なことは何もしなくても大丈夫ですので、毎日今迄通りていねいな歯磨きをすることで、ご自身の歯を守れると思います。