2012年09月一覧

親知らずについて

親知らずとは、第三大臼歯のことで、智歯ともいいます。
上下左右に合計4本あり、一番奥に生えてくる歯です。

18歳から30歳の間に生え始め、人によっては斜めに生えたり、半分だけしか歯ぐきから顔を出さない場合もあります。

虫歯になりやすく、生えかけの時には炎症を起こしやすいので、早めの抜歯を進められる場合もあります。

横向きに生えたり、手前にある歯を押して歯並びが悪くなるときもありますので、生え始めたら一度歯科で健診を受けることをおすすめします。

痛みがなく炎症を起こしていなければ、抜歯する必要はありません。

 


歯の仕組みを理解しましょう

歯の仕組みを理解しましょう
【エナメル質】

歯の一番外側の部分で、人体の中では一番硬い組織です。
一度破壊されると再生できないのが特徴です。

【象牙質(ぞうげしつ)】

エナメル質のすぐ下の層のことで、歯周病になってセメント質が破壊されると、象牙質がむき出しの状態になり、熱いものや冷たい物がしみるようになります。

【歯髄(しずい)】

歯の神経のこと。
この中に血管・リンパ管、神経繊維が通っています。
虫歯で痛みが出た場合、神経を抜く処置をしますが、この歯髄を抜く処置ということです。

【歯肉溝(しにくこう)】

歯と歯ぐきの境目の溝のことをいいます。
歯周病になるとどんどん深くなって歯周ポケットと呼ばれるようになります。
【歯肉】

歯ぐきのことです。
健康な歯肉はサーモンピンクをしています。
歯周病にかかって炎症を起こすと赤や紫色に変わり、腫れあがります。
【歯根膜(しこんまく)】

歯根と歯槽骨の間にある薄い膜を歯根膜といいます。
歯と骨をつなぐクッションの役目をしています。
【セメント質】

歯根の周囲を取り囲むようにしている柔らかい組織のことで、歯周病になると歯周病菌がこの部分を侵食して破壊されていきます。

【歯槽骨(しうそうこつ)】

歯を支えている顎の骨のことです。
歯が抜けたまま放って置いたり、歯周病が進むと吸収され、骨が痩せてきますので、注意が必要です。

 


口の中の細菌が全身疾患に繋がる

私たちの口の中には、なんと300種類以上の細菌が住みついていると言われています。

それらの細菌の中には、虫歯や歯周病の原因になるものが含まれていますが、最近の研究によって、それらの細菌が口の中の病気だけでなく、全身の病気にも関わっているとわかってきました。

虫歯や歯周病の原因とは全く無関係に思える、肺炎や心臓病、糖尿病などの原因にもなっているのです。

胃潰瘍の原因はストレスとピロリ菌であるということは広く知られるようになりましたが、実はピロリ菌の親戚ともいえるキャンピロバクターという最近は、歯周病になり歯周ポケットが深くなると増えてくることがわかっています。

胃潰瘍と歯周病の関係は研究によって今後ますますはっきりしていくことでしょう。

口の中には常に細菌がおり、ゼロにすることは不可能ですが、その中でも虫歯菌、歯周病菌は歯の適切なメンテナンスによって減らすことが可能です。

そのため歯科医院では、歯みがきの指導に加えて、虫歯や歯周病にかかっていなくても、数か月に一度は健診に来ていただけるよう、院内で、ネットで、本やテレビやラジオ等でも、警鐘を鳴らし続けています。

全身の健康のために、どうぞ歯科健診をお受けくださいね。


六甲オルゴールミュージアム秋の特別展「オルゴールと版画が織りなす あたたかな物語」

六甲オルゴールミュージアムは、六甲山の山頂からすぐのところにあります。

館内ではオルゴールの演奏会を聴いたり、手回しオルガンの演奏を体験したり、自動演奏楽器について学んだりと、様々な催し行われています。

秋の特別展として開催されるのが、「オルゴールと版画が織りなす あたたかな物語」で、9月15日~11月25日の開催となっています。

この企画はアーティスト・ユニット「田島麒人(※1 )」が版画をもとに制作した映像に、ミュージアムで所蔵品であるアンティーク・オルゴールなどの生演奏を組み合わせて上演するというもので、劇場で芝居や映画を観るような臨場感だそうです。

1日7回演奏され、入館料のみでコンサートも楽しめますので、とてもお得ですね。

上映作品は「ゴオグル」「けんきゅのたし」の2本で、各回は約20分です。

使用楽器は、アンティーク・オルゴール、20世紀初頭の空気圧を利用して自動演奏するピアノやバイオリン等です。


PMTCのすすめ

歯科衛生士の手による歯のクリーニングのことをPMTCといいます。

当院では歯科衛生士が歯の健診に来られた患者さんに、歯みがきの際の正しいブラッシング方法についてアドバイスをしています。

歯垢を完全に落とすためには、自分の歯のどの部分に磨き残しが発生しやすいかを知って、その部分をていねいにブラッシングする必要があります。

何度か歯みがき指導を受けているうちに、段々とコツがわかって、みがき残しが少なくなってくるのですが、逆にブラシの動かし方が自己流に戻ってしまう方もおられます。

自己流の歯みがきを続けていると、また歯と歯が重なっている部分などに歯垢がたまってきて、歯石が出来てしまう時もあります。

そんな時に、歯科衛生士の手によるPMTCを受けていただくと、ブラシが届きにくくて自分の苦手な部分の歯垢や、本来自分では取ることのできない歯石や、歯周ポケットの中の歯垢や、茶渋やヤニ等の汚れをきれいに落とすことができます。

特殊な専用の機械を使いますので、とてもきれいになりますし、何よりも気持ちがいいので、ぜひ一度体験していただきたいです。

PMTCをお受けになる時は、ご予約の際に「PMTC希望」とおっしゃってくださいね。