歯の仕組みを理解しましょう

歯の仕組みを理解しましょう
【エナメル質】

歯の一番外側の部分で、人体の中では一番硬い組織です。
一度破壊されると再生できないのが特徴です。

【象牙質(ぞうげしつ)】

エナメル質のすぐ下の層のことで、歯周病になってセメント質が破壊されると、象牙質がむき出しの状態になり、熱いものや冷たい物がしみるようになります。

【歯髄(しずい)】

歯の神経のこと。
この中に血管・リンパ管、神経繊維が通っています。
虫歯で痛みが出た場合、神経を抜く処置をしますが、この歯髄を抜く処置ということです。

【歯肉溝(しにくこう)】

歯と歯ぐきの境目の溝のことをいいます。
歯周病になるとどんどん深くなって歯周ポケットと呼ばれるようになります。
【歯肉】

歯ぐきのことです。
健康な歯肉はサーモンピンクをしています。
歯周病にかかって炎症を起こすと赤や紫色に変わり、腫れあがります。
【歯根膜(しこんまく)】

歯根と歯槽骨の間にある薄い膜を歯根膜といいます。
歯と骨をつなぐクッションの役目をしています。
【セメント質】

歯根の周囲を取り囲むようにしている柔らかい組織のことで、歯周病になると歯周病菌がこの部分を侵食して破壊されていきます。

【歯槽骨(しうそうこつ)】

歯を支えている顎の骨のことです。
歯が抜けたまま放って置いたり、歯周病が進むと吸収され、骨が痩せてきますので、注意が必要です。

 

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