ノロウィルスと虫歯のお話

ノロウィルスが流行っていますね。

ノロウィルスが歯と詰め物の中に入ってひどい炎症を起こしたという話を聞きましたので、
ご紹介します。
その方は、一家全員が次々にノロウィルスにやられ、下痢や嘔吐の症状が出たそうです。

それだけでも辛いのに、同時に歯が痛みだしたというのです。

お腹の痛みよりも歯の痛みの方が辛かったとおっしゃっている位です。
どれほどの痛みか、正直想像できません。

そんなわけで、ノロウィルスの症状が少しましになると、すぐに歯医者に行かれました。
銀の詰め物を外してみると、そこはかなり炎症を起こしていました。

その症状から、歯科医師はノロウィルスが歯に入って炎症を起こしていると
診断しました。

とにかく炎症を抑えなければならないので、薬を詰めて仮の詰め物をしましたが、
歯の内側から膨張するような感じが続いたそうです。

お腹の方が良くなるにつれて身体の抵抗力も戻ってきて、やがて歯の炎症も治ったそうですが、
まさかノロウィルスの苦しみに加えて、歯痛にまで耐えなければならないとは、
思ってもみませんでした。

ノロウィルスの特効薬はないと聞いていますが、身体の抵抗力が弱まらないように、
うがい手洗いを忘れずに、身体を暖かくして、栄養のあるものを食べ、ぐっすり眠ってくださいね。

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